南部美人 馬仙峡蔵|二戸で「南部美人」を支える製造拠点を紹介

南部美人の文字 岩手県の酒蔵

岩手県二戸市にある株式会社南部美人 馬仙峡蔵は、代表銘柄「南部美人」を手がける製造場のひとつです。

2014年に清酒製造免許を取得し、翌2015年には馬仙峡蔵で仕込んだ大吟醸が全国新酒鑑評会へ初出品され、金賞を受賞しました。

その後は瓶詰めや低温貯蔵、出荷に関わる設備も整えられ、南部美人の酒造りを製造と品質管理の両面から支える拠点となっています。

この記事では、二戸市下斗米にある馬仙峡蔵を中心に、基本情報や歩み、設備と酒造りの特徴、酒蔵見学や購入方法について紹介します。


株式会社南部美人 馬仙峡蔵は、岩手県二戸市下斗米にある日本酒の製造場です。

南部美人には本社蔵と馬仙峡蔵の2つの製造場があり、国税庁の酒蔵マップでもそれぞれ別の製造場として掲載されています。この記事では、そのうち馬仙峡蔵を中心に紹介します。

項目内容
製造場名株式会社南部美人 馬仙峡蔵
読み方なんぶびじん ばせんきょうぐら
所在地岩手県二戸市下斗米字上野平67-30
運営会社株式会社南部美人
清酒製造免許取得2014年
代表銘柄南部美人
主な特徴清酒醸造に加え、瓶詰め・低温貯蔵・出荷を支える製造拠点
酒蔵見学一般向けの見学は行っていない
直売直売所なし
購入方法南部美人直営店舗、公式オンラインショップ、取扱店など

株式会社南部美人 馬仙峡蔵の代表銘柄は、「南部美人」です。

国税庁の酒蔵マップでも、馬仙峡蔵の主な銘柄として「南部美人」が掲載されています。

「南部美人」は、本社蔵と馬仙峡蔵を含む株式会社南部美人を代表するブランドで、純米酒や吟醸酒、純米大吟醸酒など幅広い日本酒が展開されています。

南部美人では、馬仙峡蔵で製造された商品と本社蔵で製造された商品を分けて販売していません。


馬仙峡蔵が清酒製造免許を取得したのは、2014年のことです。

翌2015年には馬仙峡蔵で試験醸造を行い、そこで仕込まれた大吟醸を全国新酒鑑評会へ初めて出品しました。

その結果、初出品ながら金賞を受賞。同じ年には本社蔵も金賞を受賞し、南部美人として2つの製造場がそろって金賞に選ばれました。

馬仙峡蔵はその後も鑑評会で実績を重ね、2025年、2026年の全国新酒鑑評会でも金賞を受賞しています。


馬仙峡蔵は、日本酒を醸すだけでなく、瓶詰めや低温貯蔵、出荷までを支える製造拠点として整備されてきました。

2019年には、新たな瓶詰蔵や大型冷蔵倉庫、出荷蔵が完成。日本酒をマイナス5度で管理する低温貯蔵設備も備え、品質を保ちながら出荷へつなげる体制が整えられています。

また、馬仙峡蔵ではHACCPに対応した製造環境が整備され、瓶詰めから保管、出荷までの工程を衛生管理の面から支えています。

南部美人では、折爪馬仙峡の伏流水や岩手県産の酒米を生かし、南部杜氏の技を受け継いだ酒造りが行われています。馬仙峡蔵では、そうして造られた日本酒を適切に管理し、瓶詰めから出荷へつなげる工程も重要な役割を担っています。


馬仙峡蔵では、一般向けの酒蔵見学は行っていません。

また、馬仙峡蔵には直売所も設けられていないため、現地で商品を購入することはできません。

南部美人の商品は、二戸市福岡字上町13にある南部美人の直営店舗や、公式オンラインショップ、取扱店などで購入できます。

なお、馬仙峡蔵で製造された商品と本社蔵で製造された商品を分けて販売することは行っていません。


歴史ある本社蔵とは異なる歩みを持ちながら、馬仙峡蔵もまた「南部美人」を支える大切な製造拠点です。

酒造りだけでなく、その後の品質管理や出荷へつながる工程まで担い、二戸から届けられる「南部美人」の品質を守っています。

ひとつの銘柄の背景に、それぞれ異なる役割を持つ二つの蔵があることを知ると、「南部美人」の酒造りも少し違った角度から見えてきます。

「南部美人」を味わう機会があれば、本社蔵と馬仙峡蔵、それぞれの歩みにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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