函館五稜乃蔵|函館に54年ぶりに誕生した酒蔵と代表銘柄「五稜」を紹介

五稜の文字 北海道の酒蔵

函館市亀尾町にある「函館五稜乃蔵」。

代表銘柄として知られる「五稜」は、函館の歴史や風土を感じさせる北海道の地酒です。

函館五稜乃蔵は、函館市に54年ぶりに誕生した酒蔵として注目されており、2024年10月からは函館五稜乃蔵株式会社による自社製造が始まりました。

仕込み水には地元の清らかな水を使い、酒米には北海道産の酒造好適米を使用。小仕込みで丁寧に造られる日本酒からは、函館の土地に根ざした味わいが感じられます。

この記事では、函館五稜乃蔵の基本情報や歴史、酒造りのこだわり、代表銘柄「五稜」、ショップや購入方法について紹介します。


函館五稜乃蔵は、北海道函館市亀尾町にある日本酒の酒蔵です。

運営しているのは函館五稜乃蔵株式会社で、代表銘柄として知られているのが「五稜」です。

「函館五稜乃蔵」は酒蔵名・会社名、「五稜」は日本酒の銘柄名として整理するとわかりやすいでしょう。

項目内容
酒蔵名函館五稜乃蔵
運営会社函館五稜乃蔵株式会社
所在地北海道函館市亀尾町28-1
代表銘柄五稜(ごりょう)
会社創業2020年
主な特徴函館市に54年ぶりに誕生した酒蔵、北海道産酒米、小仕込み、五稜乃蔵Shop

函館五稜乃蔵がある亀尾町は、函館市街地から少し離れた自然の残る地域です。

「函館五稜乃蔵」という名前からもわかるように、函館の地で日本酒造りを行っている酒蔵であり、代表銘柄「五稜」も函館とのつながりを感じさせる銘柄です。

北海道の日本酒を知るうえでは、道南・函館に生まれた新しい酒蔵として押さえておきたい存在といえるでしょう。


函館五稜乃蔵は、函館市に54年ぶりに誕生した酒蔵として知られています。

北海道には歴史ある酒蔵が各地にありますが、函館市内で新たに日本酒蔵が生まれたことは、道南の日本酒を知るうえでも大きな出来事といえるでしょう。

酒蔵があるのは、函館市亀尾町です。

この場所は、旧函館市立亀尾小中学校の跡地を活用して整備されました。

地域にあった学校の跡地が、新しい酒造りの拠点として生まれ変わったところにも、函館五稜乃蔵らしさがあります。

ただ日本酒を造るだけでなく、函館の土地や地域とのつながりを大切にしながら歩み始めた酒蔵といえるでしょう。

また、函館五稜乃蔵は当初、上川大雪酒造との関わりの中で酒造りが始まりました。

その後、2024年10月に函館五稜乃蔵株式会社が清酒製造免許を取得し、現在は函館五稜乃蔵株式会社が製造・販売を行う酒蔵となっています。

比較的新しい酒蔵でありながら、函館という土地の歴史や、北海道産の米と水を生かした酒造りに取り組んでいる点が、函館五稜乃蔵の大きな特徴です。

函館五稜乃蔵の歩みを知ると、道南・函館にも新しい日本酒づくりの流れが生まれていることが感じられます。


函館五稜乃蔵の酒造りには、函館・亀尾町の土地の恵みが生かされています。

日本酒造りに欠かせないものが、米と水です。

函館五稜乃蔵では、地元の清らかな水を仕込み水として使い、北海道産の酒造好適米を用いた酒造りを行っています。

亀尾町周辺は、函館市街地のにぎわいから少し離れた自然の残る地域です。

その土地で育まれた水を使うことで、函館五稜乃蔵の日本酒には、道南・函館らしいやわらかな印象が生まれます。

また、酒米には北海道産の「彗星」「吟風」「きたしずく」などが使われています。

これらは、北海道の日本酒造りを語るうえでよく名前が挙がる酒造好適米です。

北海道で育った米を使うことで、函館で造られているだけでなく、北海道の米から生まれる地酒としての魅力も感じられます。

なかには、函館市亀尾町産の酒米を使用した銘柄もあります。

酒蔵の近くで育てられた米が、その土地の水とともに日本酒になることは、函館五稜乃蔵らしさを感じられる大きな特徴です。

函館五稜乃蔵では、大きな仕込みタンクによる大量生産ではなく、小仕込みで丁寧に酒造りを行っています。

一本一本のもろみと向き合いながら造られる日本酒には、新しい酒蔵でありながら、伝統的な酒造りを大切にする姿勢が感じられます。

また、函館五稜乃蔵が目指しているのは、函館弁で「つい飲んでしまう」という意味を持つ「はかいく酒」です。

強い個性を前面に出すというよりも、食事に寄り添い、自然に杯が進むような日本酒を目指しているところに、函館五稜乃蔵の酒造りの方向性があります。

亀尾町の水、北海道産の酒米、小仕込みによる丁寧な造り。

こうした要素が、代表銘柄「五稜」の味わいや、函館五稜乃蔵らしい酒造りを支えています。


函館五稜乃蔵は、新しい酒蔵でありながら、酒造りの経験と地域連携を大切にしている酒蔵です。

2024年10月からは、森糸一弘氏が函館五稜乃蔵の初代杜氏を務めています。

森糸氏は、北海道内外の酒蔵で経験を積んできた人物で、小林酒造や日本清酒などにも関わってきました。

そうした経験をもとに、函館五稜乃蔵では、亀尾町の水や北海道産酒米を生かした酒造りが行われています。

また、函館五稜乃蔵には、函館工業高等専門学校と関わる醸造ラボも設けられています。

発酵や醸造に関する研究、人材育成、酒造りの副産物を活用した取り組みなど、地域の教育機関と連携している点も特徴です。

伝統的な日本酒造りに、研究や地域連携の視点が加わっているところにも、函館五稜乃蔵ならではの個性が感じられます。


函館五稜乃蔵を知るうえで、まず押さえておきたい代表銘柄が「五稜」です。

「五稜」という名前からは、函館を代表する史跡である五稜郭を思い浮かべる人も多いでしょう。

五稜郭は、函館の歴史を語るうえで欠かせない場所です。

その名前と重なる「五稜」は、函館の土地や歴史を感じさせる日本酒として、函館五稜乃蔵を象徴する銘柄になっています。

また、「五稜」という銘柄名には、かつて函館で造られていたとされる幻の酒「五稜正宗」への思いも込められています。

新しい酒蔵でありながら、函館にあった酒造りの記憶や、地域の歴史を受け継ぐような名前といえるでしょう。

「五稜」は、北海道産の酒米や函館・亀尾町の水を生かして造られる日本酒です。

すっきりとした飲み口や、食事に寄り添いやすい味わいを楽しめる銘柄が多く、函館の海産物や和食とも合わせやすい日本酒として選びやすいでしょう。

函館旅行のお土産としてはもちろん、自宅で道南の地酒を味わいたいときにも、手に取りやすい銘柄です。

代表銘柄「五稜」を知ることは、函館五稜乃蔵という酒蔵だけでなく、函館の新しい地酒文化に触れる入口にもなります。


函館五稜乃蔵では、代表銘柄「五稜」として、純米酒や純米吟醸、純米大吟醸など、さまざまな日本酒を手がけています。

ここでは、五稜を選ぶときに知っておきたい主な銘柄を紹介します。


五稜 純米

「五稜 純米」は、函館五稜乃蔵の定番として手に取りやすい純米酒です。

北海道産の酒造好適米を使い、米の旨みを感じながらも、食事に合わせやすい味わいに仕上げられています。

冷酒で飲むのはもちろん、料理に合わせて温度を変えながら楽しむのもよいでしょう。

日常の食卓で函館の地酒を味わってみたい人や、まずは五稜を試してみたい人に選びやすい一本です。


五稜 純米吟醸

「五稜 純米吟醸」は、五稜の中でも人気の高い銘柄です。

香りのよさと飲みやすさがあり、函館の海産物や和食とも合わせやすい日本酒として楽しめます。

特に、いか刺しや魚介料理など、函館らしい食材と一緒に味わうと、土地の雰囲気もより感じやすくなるでしょう。

自宅で少し特別感のある食事を楽しみたいときや、函館土産として日本酒を選びたいときにも向いています。


五稜 特別純米 辛口

「五稜 特別純米 辛口」は、すっきりとした飲み口を楽しみたい人に向いている銘柄です。

函館市亀尾町産の酒米を使用している点も特徴で、函館五稜乃蔵らしい土地とのつながりを感じやすい一本です。

辛口タイプのため、魚料理や焼き物、揚げ物など、幅広い料理と合わせやすいでしょう。

函館で造られた地酒らしさを感じながら、食中酒として楽しみたい人におすすめです。


五稜 純米大吟醸35%

「五稜 純米大吟醸35%」は、北海道産の酒造好適米を35%まで磨いて造られる上位銘柄です。

華やかな香りや上品な味わいを楽しめるため、特別な日の食事にも合わせやすい日本酒です。

五稜郭を思わせる銘柄名と、北海道産米を使った純米大吟醸というわかりやすい魅力があり、日常的に楽しむ一本とは少し違う特別感があります。

五稜の中でも、より上質な一本を味わいたいときに注目したい銘柄です。


函館五稜乃蔵には、酒蔵に隣接する「五稜乃蔵Shop」があります。

五稜乃蔵Shopでは、代表銘柄「五稜」の定番商品をはじめ、ショップ限定の日本酒や酒粕を使った商品などを購入できます。

函館旅行の途中で立ち寄り、道南の地酒をお土産として選べる場所としても利用しやすいでしょう。

店舗では、商品を選ぶだけでなく、酒造りの雰囲気に触れられる点も魅力です。

ガラス越しに醸造タンクなどを見られる場所があり、実際に函館の地で日本酒が造られていることを身近に感じられます。

ただし、酒蔵の内部を自由に見学できる施設というよりは、ショップを中心に酒造りの雰囲気を感じられる場所と考えておくとよいでしょう。

訪問前には、営業時間や定休日、試飲の有無などを公式サイトで確認しておくと安心です。

また、五稜の商品は、五稜乃蔵Shopのほか、函館市内の取扱店や函館空港の売店などで見つかる場合があります。

函館を訪れた記念に現地で選ぶのはもちろん、自宅で楽しみたい場合は、ふるさと納税や通販で取り扱いがあるか確認してみるのもよいでしょう。

定番の純米酒や純米吟醸は自宅用に選びやすく、純米大吟醸や限定ラベルの商品は贈り物にも向いています。

函館らしい日本酒を探している人にとって、五稜乃蔵Shopや取扱店で「五稜」を選ぶ時間も、旅の楽しみのひとつになるはずです。


函館五稜乃蔵は、函館の地酒を飲んでみたい人や、北海道産米を使った日本酒を楽しみたい人におすすめの酒蔵です。

ここでは、どのような人に向いているのかを、選び方の目安として整理します。


函館らしい日本酒を飲んでみたい人

代表銘柄「五稜」は、函館の地酒を飲んでみたい人に選びやすい銘柄です。

五稜郭を思わせる名前もあり、函館旅行の思い出と一緒に楽しみやすい日本酒といえるでしょう。


北海道産米の日本酒を楽しみたい人

北海道産米を使った日本酒を飲んでみたい人にも、函館五稜乃蔵は向いています。

なかでも亀尾町産の酒米を使った銘柄は、函館の土地とのつながりを感じながら選びやすい一本です。


函館旅行のお土産を探している人

函館旅行のお土産として日本酒を選びたい人にも、五稜は候補にしやすい銘柄です。

定番の純米酒や純米吟醸は自宅用や気軽なお土産に、純米大吟醸や限定ラベルの商品は贈り物にも使いやすいでしょう。


新しい北海道の酒蔵に注目したい人

函館五稜乃蔵は、北海道の日本酒づくりに新しい動きを感じさせる酒蔵です。

地域の水や米を生かしながら、函館高専との連携にも取り組んでいるため、新しい酒蔵の歩みに関心がある人にも注目しやすい存在です。


函館五稜乃蔵を知ると、函館という街に新しい日本酒の物語が生まれていることを感じます。

亀尾町の水や北海道産の酒米、学校跡地を活用した酒蔵づくり、そして「五稜」という函館らしい銘柄名。

その一つひとつを知ってから味わうと、ただの一杯ではなく、函館の土地に少し触れるような楽しさがあります。

旅先で見つけた一本をお土産にするのも、自宅で函館の風景を思い浮かべながら味わうのも、五稜の楽しみ方のひとつです。

新しい酒蔵から生まれた日本酒が、これからどのように函館の地酒として親しまれていくのか。

そんなことを少し想像しながら手に取れるところに、函館五稜乃蔵と「五稜」の魅力があるのではないでしょうか。

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