青森県弘前市にある白神酒造株式会社。
代表銘柄として知られる「白神」は、白神山地の麓にある酒蔵で造られている日本酒です。
白神酒造では、白神山地からの伏流水を使い、自然を大切にした酒造りに取り組んでいます。
山廃造りを大切にしていることも特徴で、酒蔵の名前にも通じる「白神」という銘柄には、地域の風土とのつながりが感じられます。
また、白神酒造は平成27年の火災を経験した酒蔵でもあります。
この記事では、白神酒造の基本情報や代表銘柄「白神」、白神山地の水を生かした酒造り、火災を経て続く歩み、見学・購入方法について紹介します。
白神酒造の基本情報
白神酒造株式会社は、青森県弘前市にある日本酒の酒蔵です。
代表銘柄として知られているのが、酒蔵名にも通じる「白神」です。
「白神酒造」は酒蔵・会社名、「白神」は日本酒の銘柄名として整理するとわかりやすいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 酒蔵名 | 白神酒造株式会社 |
| 読み方 | しらかみしゅぞう |
| 所在地 | 青森県弘前市米ケ袋字村元22 |
| 代表銘柄 | 白神 |
| 設立 | 昭和63年6月 |
| 事業内容 | 清酒製造販売 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 蔵見学 | 明確な実施情報は確認できません |
白神酒造がある弘前市米ケ袋は、弘前市街地から見て西側、白神山地へ向かう方面に位置する地域です。
青森県の日本酒を地域ごとに見ていくうえでは、白神山地の名前を冠した代表銘柄「白神」を造る酒蔵として、知っておきたい存在です。
白神山地の麓にある小さな酒蔵
白神酒造は、白神山地の麓にある小さな酒蔵です。
白神山地は、青森県と秋田県にまたがる山地で、豊かなブナ林や清らかな水に恵まれた地域として知られています。
その自然に近い場所で酒造りを続けていることは、白神酒造を紹介するうえで大切な特徴です。
代表銘柄の「白神」という名前にも、酒蔵がある土地とのつながりが感じられます。
大きな観光施設を備えた酒蔵というよりも、白神山地の水とともに歩んできた、地域に根ざした酒蔵といえるでしょう。
代表銘柄「白神」と酒蔵名の由来
白神酒造の代表銘柄は「白神」です。
現在は酒蔵名も銘柄名も「白神」として知られていますが、かつては「西澤酒造店」として酒造りを行い、「澤泉」という銘柄を手がけていました。
その後、昭和63年に株式会社化し、社名を白神酒造株式会社へ変更。あわせて、銘柄名も「白神」へと一新されました。
「白神」という名前は、酒蔵が白神山地の麓にあることや、白神山地から流れ出る水を使った酒造りと結びついています。
酒蔵名と銘柄名が同じであるため、白神酒造を知るうえでは、まず代表銘柄「白神」を入口にするとわかりやすいでしょう。
白神山地の伏流水と山廃造り
白神酒造の酒造りで特徴的なのが、白神山地からの伏流水を使っていることです。
公式サイトでは、仕込み水に白神山地からの伏流水である浅い井戸水を使用していると紹介されています。
代表銘柄「白神」は、そうした白神山地の水と結びついた酒として造られています。
また、白神酒造では、自然を活かした酒造りの考え方の中で、山廃造りを大切にしています。
山廃造りとは、日本酒のもとになる酒母を育てる方法のひとつです。手間と時間がかかる造り方ですが、白神酒造では、自然の力を活かす酒造りとして、この製法にこだわっています。
白神山地の伏流水と、自然に寄り添う山廃造り。
この2つは、白神酒造を紹介するうえで欠かせない特徴といえるでしょう。
火災を経て続く白神酒造の歩み
白神酒造を紹介するうえで、平成27年1月に発生した火災についても触れておきたいところです。
白神酒造の公式サイトでは、漏電による火災で酒蔵が全焼したことが紹介されています。
火災後は、仕込み水として使っていた井戸水にも影響があり、検査を重ねながら水の状態を確認してきました。
白神山地の伏流水を使ってきた白神酒造にとって、水への影響は酒造りにも関わる大きな出来事だったといえます。
それでも白神酒造では、酒質の向上や冷蔵管理、自社田での米づくりなど、できることに取り組みながら酒造りを続けています。
公開されている情報は多くありませんが、火災を経ても歩みを止めず、代表銘柄「白神」を守り続けている酒蔵です。
白神酒造の主な日本酒
白神酒造の代表銘柄は「白神」です。
公式サイトの商品一覧では、「白神の恵 純米吟醸」「白神 純米吟醸」「白神 大吟醸 華想い40%」「白神 純米大吟醸 華想い40%」などの商品が紹介されています。
なかでも、青森県産の酒造好適米「華想い」を使った大吟醸や純米大吟醸は、白神酒造の酒造りを知るうえで注目したい銘柄です。
「華想い」は、青森県で育成された酒米で、青森の日本酒づくりを語るうえでも関わりの深い品種です。
白神山地の水と青森県産の酒米を生かした日本酒として、代表銘柄「白神」を見ていくと、白神酒造が大切にしている地域性も感じやすくなります。
白神酒造の見学・購入方法
白神酒造の蔵見学については、確認できる範囲では明確な実施情報は見当たりません。
青森県酒造組合の蔵元一覧でも、白神酒造の蔵見学欄は「ー」とされています。
そのため、白神酒造を紹介する際は、見学できる酒蔵としてではなく、代表銘柄「白神」を造る弘前市の酒蔵として紹介するのがよいでしょう。
購入については、公式サイトの商品一覧で白神酒造の日本酒を確認できます。
ただし、確認時点では公式サイトの商品詳細が在庫切れ表示になっているものもあるため、購入を検討する場合は、公式サイトの最新情報を確認するか、酒蔵へ問い合わせてみると安心です。
また、楽天市場などの通販サイトで取り扱いが見つかる場合もありますが、流通している商品数は多くありません。
白神酒造の商品を探す場合は、まず公式サイトの商品情報を確認し、あわせて通販サイトの在庫状況も見ておくとよいでしょう。
まとめ
白神酒造は、白神山地の水とともに歩んできた弘前市の酒蔵です。
代表銘柄「白神」には、その土地の恵みを生かしながら酒造りを続けてきた酒蔵の歩みが重なります。
青森県の酒蔵を見ていくと、広く知られた銘柄だけでなく、それぞれの土地で静かに酒造りを続ける酒蔵にも出会えます。
白神酒造もまた、白神山地の名前を冠した銘柄を通して、青森の日本酒の奥行きを感じさせてくれる酒蔵です。






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